温度①
【東京雑学研究会編】
【雑学大全】 学校じゃ教えてくれない?! > 単位
天気予報を見ると「今日の最高気温は○度、最低気温は△度です」といっている。
この気温を表すのに用いる「℃」は、「せっし」と読み、「摂氏」と書く。氏という文字からもイメージできるが、これは人名からきた単位である。
摂氏温度は、一気圧での水の氷点を〇度、沸点を一〇〇度とし、その間を一〇〇等分して定めた温度目盛りである。
では、どうして「℃」とあらわすのかというと、そもそもこの記号は、一七四二年、スウェーデンの天文学者セルシウス(Celsius)がこの記号を考案した。そのため、セ氏温度ともいう。「セ氏」を「摂氏」とも書くのは、セルシウスの中国語表記「摂爾修」の頭文字から、℃のCはCelsiusのCからきたのである。
実際に目盛りの設定をしたのは、スウェーデンのリンネだった。また、水の沸点は一〇〇度だと学校で教わった人も多いと思われるが、現在では正確にいうと九九・九七四度とされている。
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【この辞典の書籍版説明】
「雑学大全」東京雑学研究会 |
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