お金②
【東京雑学研究会編】
【雑学大全】 生活 > お金
お正月前になると、銀行のディスペンサーには新札がどっさり入っている。これはお年玉用にきれいなお札が必要だからだ。
新札が誕生すれば、古いお札がどうなるのか気になるのは人情というもの。さて、古いお札はどう処分されるのだろうか。
お札は、汚れたり傷んだりしていると、高性能の自動鑑査機で裁断され、約三ミリという細かなくず状にして、ごみとして処分される。以前は、水に溶かしておから状にしたり、燃やしたりと、その原型を止めない工夫をして処理されていたが、今は機械がそのほとんどをやってくれるようだ。
では、貨幣の場合はどうだろうか。
お札と違って処分もちょっとしにくい感があるが、こちらは流通に不適切なくらい磨耗、変形、変色したものに対しては、一定量ためて造幣局に戻される。戻された貨幣は素材別に釜で溶かされ、新しい貨幣の材料となる。つまり、生まれ変わるわけである。
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【この辞典の書籍版説明】
「雑学大全」東京雑学研究会 |
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“働きバチは1日6時間しか働かない”,“下手な医者をなぜ「ヤブ」と呼ぶのか?”,“『浦島太郎』のカメはオスかメスか?”……のような知的好奇心そそる雑学の集大成。なんと全1000項目!! |
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