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オーロラ
【東京雑学研究会編】

雑学大全自然 > 天候

オーロラは漢字で書くと「極光」。
極寒の地域で見られる、とのイメージが強いが、極に近い地域ならいつでも見られるというわけではない。
オーロラは南極や北極に近い地域の空で、春と秋に多く見られ、発光のしくみはネオン管の原理と似ている。
太陽からはさまざまな原子が放射されているが、これらの荷電粒子が地球付近に達すると地球の磁場にとらえられる
磁場は南極と北極から出ている磁極線が作っている。地球付近の荷電粒子は、この磁場にとらえられて北極と南極の付近に吸い寄せられてくるのだ。
一方、地表から約九六〇キロメートル付近の電離層付近には希薄なガス層が滞留しており、窒素や酸素などの粒子が漂っている。磁力線がつくる磁場に吸い寄せらた荷電粒子は、電離層付近で酸素や窒素などの粒子と衝突する。
これらが衝突したとき、粒子の波長と高度によりさまざまな色を発光しオーロラ見えるのだ。オーロラは、いわば電離層付近の電気的な嵐なのである
オーロラの形状は高度によって微妙に異なっている。
地表から九六〇キロメートル付近では青く明るい幕状、そこから二八〇キロメートルの間では赤、八〇キロメートルの間では黄色のオーロラとなる。
さて、太陽の表面にある太陽黒点は一一年周期で大爆発を起こし荷電粒子を大量に放射する。このとき、電離層付近に電気的な嵐が起こりオーロラが見られやすくなる。従ってオーロラは一一年周期で多く発生する年がめぐってくるのだ。


東京書籍
「雑学大全」
JLogosID : 14820744


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編集: 東京雑学研究会
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発売日: 2004年8月
ISBN: 978-4487799473