インターポール
【東京雑学研究会編】
【雑学大全】 社会 > 事件
国際的な犯罪を取り締まるのがインターポール(国際刑事警察機構)である。本部はフランスのリヨンに置かれ、二〇〇四年現在、一八一か国・地域が加盟している。
組織が作られたのは一九二三年のこと。このときにできたのはインターポールの前身の国際刑事警察委員会(ICPC)である。国際窃盗グループが急増していたこともあって、一九一四年の国際刑事警察会議で組織が作られることとなった。現在のインターポールとなったのは一九五六年のこと。
この組織の主な活動は、国際犯罪や国際犯罪者に関する情報の収集と交換、逃亡犯罪人の発見と国際手配書の発行などだ。ただし、この組織は、政治的、軍事的、宗教的、あるいは人種的な性格を持つ干渉や活動は一切してはいけないことになっている。ただ協力体制を整えるだけなのである。
また、大きな特徴としては、インターポールそのものには捜査権や逮捕権がないことである。
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【この辞典の書籍版説明】
「雑学大全」東京雑学研究会 |
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