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【東京雑学研究会編】

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あなたには、どうしても嫌いと感じる色がないだろうか? その色を見ると不愉快気持ちになったり、その色の洋服を着ているだけで、その人物が気に入らなく感じたりする場合もあるだろう
色が人間の心理に与える影響は意外なほどに大きい。ある特定の色に激しく反応し、見ただけでヒステリー状態に陥ってしまう人もいるぐらいなのだ。
もし自分にはっきりと嫌いな色があるなら、それは単なる好みではなく、トラウマ(心の傷)が関係していると考えられる
色というのは人間の記憶とけっこう結びつきやすいもの。例えば小さい頃にお母さんしょっちゅう水色のエプロンをしていたとすると、水色を見るたびにお母さん思い出したり、振られた彼が愛用していたトレーナーの色を見るたびに、彼を思い出して涙が出たり。楽しい思い出と結びついている色ならば問題はないが、悲しい思い出や恐怖の体験などと色が結びついてしまうと、その色を見るたび悲しみや恐怖感が襲ってくるなんてことにもなりかねないのである
ある男性は、黄色の洋服を着ている女性を見ると突き飛ばしたくなったり、その洋服を切り裂きたい欲求にかられたりし、自分がいつか本当にそうしてしまうのではないかと怯えていた。彼は心理学者の診断を受け、その結果、彼が極端に黄色に反応し、憎しみにも似た感情を持ってしまうのは、かつて彼をこっぴどく裏切った恋人が、その最後の日に着ていたワンピースの色が黄色だったからということが判明したのである。彼女の裏切り行為は、彼に強烈なショックを与え、それが黄色という色と結びついてトラウマとなって残ってしまったである
嫌いの程度は色々あるにせよ、自分の嫌いな色には、なんらかの嫌な記憶がある可能性が高いのだ。心当たりがないか、一度よく考えてみよう。その原因を見つけ出せば、色に対する嫌悪感を払拭する手がかりになるかもしれない。


東京書籍
「雑学大全」
JLogosID : 14820744


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編集: 東京雑学研究会
価格:2160
収録数: 1000696
サイズ: 26x19x4cm
発売日: 2004年8月
ISBN: 978-4487799473