若田光一宇宙飛行士、国際宇宙ステーション滞在から帰還
【わかたこういちうちゅうひこうし、こくさいうちゅうすてーしょんたい】
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ISS(国際宇宙ステーション)第39次長期滞在クルーのコマンダーとして任務に就いていた日本人宇宙飛行士・若田光一氏が、2014年5月14日11:00頃(日本時間)、地球に帰還する。2013年11月に宇宙に飛び立って以来、約6か月間の滞在を終えての帰還となる。若田氏はJAXA(宇宙航空研究開発機構)所属の宇宙飛行士。過去5回の宇宙船搭乗ミッションを経験したベテランである。2013年11月に第38次長期滞在クルー(乗組員)としてISSでフライトエンジニア任務に就いた後、引き続き2014年3月からは第39次長期滞在にてコマンダー(船長)に就任した。コマンダーはクルー全員の安全管理責任者で、若田氏は6人の宇宙飛行士のリーダーを務めたことになる。歴代のコマンダーはほとんど米露で占められており(米露以外ではヨーロッパ1人、カナダ1人のみ)、若田氏が日本人初だった。後任となる第40代コマンダーへの指揮権委譲セレモニーは既に済ませており、アメリカ人のスティーブン・スワンソン宇宙飛行士に引き継がれている。地球への帰還は、ロシアの宇宙船「ソユーズ」で行われる。米露の宇宙飛行士2人とともに「ソユーズ」でISS離脱後、帰還カプセルで大気圏に再突入し、中央アジア・カザフスタン共和国中部の草原地帯にパラシュートで軟着陸する予定である。帰還の様子はJAXAの公式YouTubeチャンネルおよびNASA TVで生中継される他、全国の科学館などでパブリック・ヴューイングも開催される。
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