堂に入る
【どうにいる】
【JLogos】 登録語 > 一般
[意味]
学問・技芸など熟練し完成の域に入っている様を「堂に入る」(どうにいる)という。「堂に昇り室に入る」の略。
[用法]
「彼女が教師になって早10年、その先生ぶりもすっかり堂に入ってきた」。「堂に入ったとまではいわないが、彼の風景写真は大したものだ。少なくとも趣味の領域は脱しているよ」。
[蛇足]
「堂に昇り室に入る」の出典は『論語』だが、同書では中上級者=「堂」に上った者、奥義を究めた者=「室」に入った者、と使い分けている。これを無理に短縮した「堂に入る」は、堂レベルなのか室レベルなのか曖昧なため、その道の大家(室レベル)の相手に対しては使いにくい表現である。
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