公認・無所属の違い
【こうにん・むしょぞくのちがい】
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政党から公認を受けた候補は、どの政党からも公認を受けていない無所属候補より有利な条件で選挙に臨むことができる。
例えば公認候補であれば、政党から「公認料」という名目で選挙資金の援助を受けることができる(自民党の公認料は500万円)し、政党支持団体からの人的金銭的応援・組織票も期待できる。しかも、公職選挙法の定めによりテレビやラジオの政見放送に出演できるのは公認候補だけ。利用可能な選挙事務所数・宣伝カーの台数も公認候補の方が多い。
もろちん、公認候補となれば政党の公約に従わなければならないなど選挙活動に縛りが生じるし、その政党に対する国民の評価が高くない場合には公認を受けることで返って不利になることもあり得る。無所属候補が公認候補の不自由を逆手にとって巻き返す余地も十分にあるといえよう。
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