SEO
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Search Engine Optimization=検索エンジン最適化。100億を超えるホームページがひしめき合うインターネットの世界で、ポータル(玄関)の役割を担い絶大な広告効果を有している大手検索エンジン。その検索結果の上位に自らのホームページを表示させる手法がSEOだ。
SEOは、まず検索エンジンのプログラム(アルゴリズム)を分析するところからはじまる。そしてそれを逆手にとって、検索エンジンに上位表示されやすいよう自らのホームページの内容を調整するわけだ。調整といってもホームページを一定の法則の元に作り直すだけで、ほとんどコストはかからない。このため多くの商用サイトでアクセスを増やすための手法としてSEOが採用されている。
もちろんSEOが効果を発揮するのは、インターネット上を自動的に巡回してホームページの情報を集めるGoogleのようなロボット型検索エンジンのみ。Yahooのような人間が審査して掲載するディレクトリ型検索エンジンに対しては無力である。
しかもロボット型検索エンジンに対するにも限界がある。検索エンジンを運営する側が、検索結果の広告性が高くなりすぎることを嫌って、常にプログラムを変更しているからだ。それゆえ先月通用したSEO手法が今月は通用しなくなっているといったこともあり得る。実際、ロボット検索最大手のGoogleもサイト内で「だれもGoogleで最上位に掲載されることを保証できません」と明言している。SEOの限界を知るとともに、SEOに頼りすぎることなく、他にアクセスを集める方法はないか検討してみることも大切だ。
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