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東京五つ星の魚料理日本料理 > 中央区

かねます
【かねます】

河岸の職人もご用達の名料理店

小さな立食の店ながら、河岸の関係者と、食べること好きの一部マスコミ人には古くから知られてきた。早くに店を開いて早くに閉じるから、夏ならまだ日のあるうちに立錐の余地なしなんてこともごく当たり前。日本料理を中心に修業した主人・前納広太郎さんが昭和36年に創業し、現在の仮店舗は3軒目だ(3年後に新ビルに移転予定)。

主人は客の目の前で、長く使ってすり減って、掌に納まるほどになった包丁を振るい、長男の洋一さんは、鍋の火加減、焼物の様子を見つつ、酒の注文に手早く応える。客は客同士、料理を受け渡ししたり醤油を回し合ったり。

小さな包丁、小さな板場から生まれる料理は、どれも思わず目をむくほど、見た目も味も完成された逸品ばかり。隣で飲んでいる河岸の職人が「そのエビはうちで卸したんだぜ」なんて話しかけてくることもあって楽しい




東京書籍 (著:岸 朝子/選)
「東京五つ星の魚料理」
JLogosID : 14071021


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 東京書籍「東京五つ星の魚料理」

出版社:東京書籍[link]
編集:岸 朝子/選
価格:1,728
収録数:
サイズ:20 x 12.2 x 2cm()
発売日:2008-12-01
ISBN:978-4-487-80247-0

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