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旬のうまい魚を知る本 >

▼テナガダコは夕市の人気者

JR博多駅前から車で15分ほどの博多港の一画で、福岡市漁協伊崎支所の組合員、つまり漁師とその家族が毎土曜日に夕市を開いている。ここでテナガダコをよく見かける。元気のいいやつばかりだから、容器から逃げ出すのを追っかけながらの販売で、みんなの大笑いを誘っている。人気があるだろう、午後3時スタートなのに、10分ほど前になると常連が早くもテナガダコの最前列に陣取る。100円玉をにぎりしめ、開始の合図と同時にビニール袋に詰めてもらう。
「ここの夕市に並ぶのは、小型底曳船が今朝に水揚げしたものばかり。新鮮だから、すぐに売り切れてしまうんですよ」とテナガダコを片手に持つ地元の主婦。今晩はテナガダコのちりを作るといっていた。その日漁獲された魚介が、その日のうちに食卓へ。これぞ食生活の理想である。夕市の店は18店。常時300人から400人の客が集まる




東京書籍 (著:東京書籍)
「旬のうまい魚を知る本」
JLogosID : 14070437


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 東京書籍「旬のうまい魚を知る本」

出版社:東京書籍[link]
編集:東京書籍
価格:1,836
収録数:650匹
サイズ:18.6x13x2cm(四六判)
発売日:2002年8月
ISBN:978-4487797776

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