MENU
    全辞書一括検索 by JLogos

旬のうまい魚を知る本 >

▼日本海域のイカの中でも味は一、二を争う

イカの種類は地球全体で約300種類と多く、日本海域だけでも70~90種類が生息しているとされる。その中にはケンサキイカヤリイカなど、思い出すだけでもほほがゆるんでしまう味のいい種類が少なくない。それでもイカ界の美味ナンバー1をあげるなら、北海道南部以南に広く生息するアオリイカの名をあげたい。
胴の長さ50センチ以上、重さ2キロを超える大型もあり、見栄えのよさも天下一品である。海の中では透明に近く、水揚げされると透明感のある灰色になり(このあいだに食べたい!)、さらに時間をおくと乳白色に変化する。幅広で円錐形の胴がコウイカによく似ているために混同されやすい。しかし一度でもさばいたことのある方なら知っている通り、胴の中にはコウイカ特有の石灰質の甲羅はなく、スルメイカ同様の(もっと大きいが)透明で笹の葉に似た軟甲を持っている。




東京書籍 (著:東京書籍)
「旬のうまい魚を知る本」
JLogosID : 14070066


【辞典内Top3】 ▼漁師ご用達、肝の刺身  ▼トキシラズ、メジカ、ケイジの正体  ▼キビナゴとイカナゴは大違い  
【関連コンテンツ】

関連辞書

すし手帳 築地辞典 東京五つ星の魚料理 

関連書籍

 東京書籍「旬のうまい魚を知る本」

出版社:東京書籍[link]
編集:東京書籍
価格:1,836
収録数:650匹
サイズ:18.6x13x2cm(四六判)
発売日:2002年8月
ISBN:978-4487797776

JLogosPREMIUM(100冊100万円分以上の辞書・辞典使い放題/広告表示無し)は各キャリア公式サイトから

             × 閉じる

収録辞書全リスト