【故事ことわざの辞典】世間・世の中 > 時機や機会
諍い果てての乳切り木
【いさかいはててのちぎりぎ】

【解説】間に合わないこと、時期に遅れることのたとえ。
▼「乳切り木」は人間の乳のあたりまでの長さに切った棒。棒が武器として必要なのはけんかの最中であり、終わってから持ってきても意味がないということから。
【同義語】争い果てての乳切り木。
【類義語】生まれた後の早め薬。六日の菖蒲十日の菊。
![]() | あすとろ出版 (著:現代言語研究会) 「故事ことわざの辞典」 JLogosID : 5550181 |