【標準治療】病名 > 東洋医学
アレルギー性鼻炎(東洋医学)
【あれるぎーせいびえん(とうよういがく)】

Allergic Rhinitis

くしゃみ、鼻水、鼻づまりが3大特徴の病気です。結膜炎(けつまくえん)を伴うことも多く、目のかゆみや涙がたくさん出て、日常生活に差し支えるほど強い場合もあります。春にはスギやヒノキによるもの、夏から秋にはイネ科の植物、ブタクサによるものが多いです。しかしハウスダストやカビなどによるものは、1年中を通して症状が持続します。アレルゲンがはっきりしない例もあります。治療としては、抗ヒスタミン剤、抗アレルギー剤が使用されますが、眠気などの副作用があって、これが生活の質(QOL)を落としてしまいます。この点、漢方薬にはこうした眠気がないことが利点になります。
![]() | 寺下医学事務所 (著:寺下 謙三) 「標準治療」 JLogosID : 5035373 |