MENU
    全辞書一括検索 by JLogos

標準治療病名 > 腎・尿路・泌尿器

神経因性膀胱
【しんけいいんせいぼうこう】

Neurogenic Bladder

 膀胱の役割は、腎臓で絶えずつくられる尿を一定量までためておくこと、ある一定量たまったら、大脳に知らせ、しかるべき場所でたまった尿を残さず排尿してしまうことです。排尿に関係する神経は、大脳、脊髄という中枢神経と、膀胱と尿道括約筋に行く末梢神経があります。これらのうちどれに障害があっても排尿はスムーズに行われなくなります。これを神経因性膀胱と呼んでいます。
 神経因性膀胱の原因となる疾患には、大脳の血管性障害(脳梗塞や脳出血)、パーキンソン症候群のような変性疾患、多発性硬化症のような脊髄変性疾患、二分脊椎(にぶんせきつい)のような先天性疾患、末梢神経障害には、糖尿病による末梢神経の変性、脊髄損傷または外傷・医原性の神経損傷などがあげられます。




寺下医学事務所 (著:寺下 謙三)
「標準治療」
JLogosID : 5035165

関連電子書籍

私を救う医者はどこ?
【著者より】病の恐れをひとり抱えている時、身内に重病の患者が出た時、あなたは何を頼りにしますか。特効薬?最新設備の病院?何より大切なのは、あなたの決断を親身になってサポートする医療判断医なのです。…

【辞典内Top3】 感冒様症状  併診  粘稠性  
【関連コンテンツ】

関連辞書

薬局にあるクスリ辞典 東洋医学のしくみ 

関連書籍

 寺下医学事務所「標準治療」

出版社:日本医療企画[link]
編集:寺下 謙三
価格:5,142
収録数:1787疾患
サイズ:21.8x15.6x6.6cm(A5判)
発売日:2006年7月
ISBN:978-4890417162

JLogosPREMIUM(100冊100万円分以上の辞書・辞典使い放題/広告表示無し)は各キャリア公式サイトから

             × 閉じる

収録辞書全リスト