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ベネッセ国語辞典た行 > た・

立つ・建つ
【た・つ】

自五

【1】〔立つ〕ものが、一定の場所に縦の状態になっている。【ア】身をおこして体をまっすぐに支えている。「湖のほとりに―」「校庭に桜の木が―・っている」【イ】細長いものやとがったものがつきささる。「とげが―」「かたくて歯が―・たない」【ウ】ある位置・立場に身を置く。「人の上に―」「先頭に―」「苦境に―・たされた」「人生の岐路に―」【2】〔立つ〕ある場所から起きて、他の場所に向かう。【ア】座ったり横たわったりしたものが、身を起こす。「いすから―」【イ】低い所から高く上がる。「煙が―」「ほこりが―」【ウ】身を起こして、その場から去る。「座を―」「席を―」【エ】出発する。出かける。「いつお―・ちですか」【オ】時が移る。「年月が―」▽【ア】【ウ】は「起つ」、【エ】は「発つ」、【オ】は「経つ」とも書く。【3】〔立つ〕ある現象や作用が現れる。【ア】風・霧・波などが生じる。「波が―」「霧が―・ちのぼる」【イ】感情がたかぶる。とげとげしくなる。「腹が―」「気が―」【ウ】人々に注目されるようになる。「うわさが―」「虹(にじ)が―」「目に―(=注目される)」【エ】新しい季節が始まる。「春―」【4】〔立つ〕物事が成り立つ。【ア】用をすることができる。「役に―」「腕が―(=仕事がよくできる)」「筆が―(=文章がうまい)」「弁が―(=話がうまい)」【イ】(顔・義理などが)傷つけられず保たれる。「それでは彼の顔が―・たないよ」「男が―」【ウ】保たれて続く。「暮らしが―」【エ】一人前にりっぱにやっていく。「世に―」【オ】理論・筋道が通る。「言いわけが―・たない」「十を二でわれば五が―」【カ】確かなものになる。「計画が―」「予算が―」【5】物事が新たに設けられる。【ア】〔建つ〕建造物がきずかれる。「家が―」「銅像が―」【イ】〔立つ〕開かれる。「朝市が―」【6】〔立つ〕〔動詞の連用形について〕盛んに…する。「煮―」「燃え―」「沸き―」▽【6】はふつう仮名書き。




ベネッセコーポレーション (著:樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄)
「ベネッセ国語辞典 電子特別編集版」
JLogosID : 705188510


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