唐津くんち
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【日本全国おまつり事典】 佐賀県 > 11月
唐津くんちは、唐津市南城内にある唐津神社の秋祭りで、16世紀の終わりに始まったと伝えられています。刀町の一番ヤマ「赤獅子」から十四番ヤマ「七宝丸」まで、いずれも勇壮華麗な十四台が登場します。ちなみに1台の製作費を現在のお金に換算すると1億5千万円になるといいます。この十四台の曳山は、それぞれ獅子や龍、浦島太郎と亀、兜など、昔話に登場する馴染み深いものばかりです。この高さ7メートル余り、重さ2トンから5トンの重量 がある赤や青、金など極彩色に美しく化粧された曳山を、揃いの法被姿に身を固めた若者たち数百人が威勢よく市内を曳き回すさまは圧巻、まさに現代の絵巻物です。期間中は50万人を超える人で賑わいます。
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