羽根のない扇風機
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【雑学科学読本 身のまわりのモノの技術】 コラム >
「羽根のない扇風機」がダイソンから発売され、関心を集めている。羽根がないため安全であり、ムラのない風を送ることができる。羽根がないといっても、実際には台座部分にファンが隠されている。そこから送り出された風が送出部の枠にたくさんある小さな穴から噴き出し、周囲の空気を巻き込んで風を作り出すのである。この空気の巻き込みを「エントレインメント」効果と呼び、ファンの風量の15倍の風を作り出すという。技術改良の余地はないとされた扇風機だが、まだまだいろいろなアイデアが活かされる余地があることを、この扇風機は示している。
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【この辞典の書籍版説明】
「雑学科学読本 身のまわりのモノの技術」涌井良幸・涌井貞美 |
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身のまわりの「便利なモノ」にはすべて、「便利さの理由」があります。でも、私たちはそれをよく知らないまま、日々生活していることがほとんどではないでしょうか。本書は、家電からハイテク機器、身近な家庭用品まで、私たちが日頃よく使うモノに関する素朴な疑問を図解で解説。「モノ=科学技術の結晶」たる所以がこれでわかります |
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出版社:
雑学科学読本 身のまわりのモノの技術[link] |