英国国内の国際試合(ホームインターナショナル)
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【旅するワールドカップ〜キーワード集】 第3章「フットボール・レジェンド >
英国の4協会(イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランド)による1回戦総当たり制の国際大会。1884年から1984年までほぼ毎年開催された。イングランドの協会(FA)誕生が1863年。1872年にはスコットランドとの間で最初の国際試合が行われ、翌1873年にスコットランドにも協会(SFA)が誕生、続いてウェールズ(1876年FAW)、アイルランド(1880年、IFA=現在の北アイルランド)の協会が設立された。それぞれに国際試合を組んで交流していたが、この当時、ルールはまだまちまちで、ホームチームのルールに合わせて試合が行われていた。そこで1882年12月、4協会の代表がマンチェスターに集まってルール統一を図る会議を開催、現在もルール制定の唯一の機関である国際サッカー評議会(IFAB)を設立した。その会議で、4カ国による定期的な国際大会の開催が決まった。第一次世界大戦で5年間、第二次世界大戦で7年間、そして1981年に北アイルランド国内の治安悪化で1回、計13回の中止があったが、101年間で88回の大会が行われ、同点優勝を含めると、イングランドが54回、スコットランドが41回、ウェールズが12回、そしてアイルランド(北アイルランド)が8回の優勝を飾っている。1984年で大会が終了したのは、フーリガンの横行によるものだったが、近年、大会再興の機運が高まり、イングランドを除く3協会にアイルランド共和国の協会(FAI)を加えた4協会で2011年から新大会を開催する予定。
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