１９９４年ワールドカップ・アメリカ大会
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６月17日から７月17日まで、アメリカの９都市、９スタジアムで開催された第15回大会。エントリーは１４７チーム、決勝大会出場は24チーム。全52試合で集めた観客は３５８万７５３８人（１試合平均６万８９９１人＝歴代最多）。決勝戦はカリフォルニア州パサデナ（ロサンゼルスに隣接）のローズボウル・スタジアムで行われ、ブラジル０―０（ＰＫ戦３―２）イタリア。ブラジルは24年ぶり４回目の優勝。初めてサッカーがマイナースポーツである国で開催された。ＦＷロマリオを中心としたブラジルが優勝を飾ったが、猛暑のなか戦い抜いてきたチーム同士の決勝戦は疲労の色が濃く、史上初めてのＰＫ戦による優勝決定となった。得点王はストイチコフ（ブルガリア）とサレンコ（ロシア）で、ともに６ゴール。日本はアジア最終予選で敗退。