歴史小説
【れきししょうせつ】
【福武国語辞典】 ら行 > れき
歴史上の人物・事件を材料にして書いた小説。{参考}作者の態度により、史実に忠実に正確な過去を復元しようとするものと、史実は話のきっかけにすぎず、想像を交えて人生観を作品に焼きつけていこうとするものとがある。前者は史学に近づき文学性を失いやすく、後者はリアリティーに欠けやすい。森鴎外(もりおうがい)の「伊沢蘭軒(いざわらんけん)」は前者に、島崎藤村(しまざきとうそん)の「夜明け前」は後者に近いといえよう。
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【この辞典の書籍版説明】
「ベネッセ国語辞典 電子特別編集版」樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄 |
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『福武国語辞典』を元に編集した電子特別編集版。日々の仕事・生活の中で使われる言葉や意味、用法が重要な現代語を中心に約6万語を収録。文章を書く際に役立つよう用例を多く掲載するなど使いやすさを追求した国語辞典。 |
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