らし
【らし】
【福武国語辞典】 ら行 > らし
〔古〕ある根拠・理由を下にふまえての推定の意を表す。「春過ぎて夏来るらし白たへの衣乾したり天の香具山」〈万葉集〉「色まさるまがきの菊もをりをりに袖(そで)打懸けし秋を恋ふらし」〈源氏〉{参考}和歌にだけ用いられる。江戸時代以降の「らしい」とは、意味・用法上つながらない。
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【この辞典の書籍版説明】
「ベネッセ国語辞典 電子特別編集版」樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄 |
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『福武国語辞典』を元に編集した電子特別編集版。日々の仕事・生活の中で使われる言葉や意味、用法が重要な現代語を中心に約6万語を収録。文章を書く際に役立つよう用例を多く掲載するなど使いやすさを追求した国語辞典。 |
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