揉む
【も・む】
【福武国語辞典】 ま行 > も・
【1】両方の手のひらをこすり合わせて、ものに力を加える。「きりを―・んで穴をあける」「シャツを―・んで洗う」【2】手のひらや指先で押したりつまんだりして、かたさをほぐす。あんまする。「肩を―」【3】さまざまな方向から力を加え、ものを安定させない。【ア】ものをあちらこちらとゆり動かす。「風に―・まれる」「みこしを―(=みこしを一か所でぐるぐる回す)」「子供の受験に気を―(=あれこれと心配する)」「身を―・んで嘆く」【イ】いろいろと入り乱れて押し合う。「もう少し―・んで(=激しく議論しあって)から結論を出そう」「―・みに―・んで攻め合う」【ウ】〔「もまれる」の形で〕いろいろな力を受けて苦しいめにあう。「人波に―・まれる」「世間の波に―・まれる(=つらい経験をする)」【4】〔俗〕勝負事・運動などで、強い者が弱い者をきびしく鍛える。「よし、―・んでやろうか」
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【この辞典の書籍版説明】
「ベネッセ国語辞典 電子特別編集版」樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄 |
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『福武国語辞典』を元に編集した電子特別編集版。日々の仕事・生活の中で使われる言葉や意味、用法が重要な現代語を中心に約6万語を収録。文章を書く際に役立つよう用例を多く掲載するなど使いやすさを追求した国語辞典。 |
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