無心
【むしん】
【福武国語辞典】 ま行 > むし
【一】(名・形動)【1】迷いや欲がない状態。「―の境地」【2】(子供などが)世間の邪悪に染まっていないこと。「―に遊ぶ」「―な寝顔」【二】(名・他サ変)金品をねだること。「金の―に来る」【三】(名)連歌用語で「有心(うしん)」の対。滑稽(こつけい)な俳諧(はいかい)連歌をいう。鎌倉初期から約百年間、無心衆(むしんしゆ)(=栗本衆(くりのもとしゆ))の人々などが作った。以後、流行しなくなり、作品はわずかに「※玖波集(つくばしゆう)」の「雑体連歌(ぞうたいれんが)」に残るだけであるが、民衆の文学として意義が深い。↓有心
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【この辞典の書籍版説明】
「ベネッセ国語辞典 電子特別編集版」樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄 |
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『福武国語辞典』を元に編集した電子特別編集版。日々の仕事・生活の中で使われる言葉や意味、用法が重要な現代語を中心に約6万語を収録。文章を書く際に役立つよう用例を多く掲載するなど使いやすさを追求した国語辞典。 |
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