プロレタリア文学
【プロレタリアぶんがく】
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大正後期から昭和初年のころ、唯物史観(ゆいぶつしかん)にもとづいて、プロレタリア階級の立場から、その階級的要求を主張した文学。{参考}社会主義文学は明治期にすでにあったが、自覚的に労働者の解放を意図した階級文学の成立は、大正十年(一九二一)「種蒔(ま)く人」の創刊にはじまる。代表作に、葉山嘉樹(はやまよしき)「海に生くる人々」、小林多喜二(こばやしたきじ)「蟹工船(かにこうせん)」、徳永直(とくながすなお)「太陽のない街」、中野重治(なかのしげはる)「春さきの風」などがある。↓社会小説
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【この辞典の書籍版説明】
「ベネッセ国語辞典 電子特別編集版」樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄 |
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『福武国語辞典』を元に編集した電子特別編集版。日々の仕事・生活の中で使われる言葉や意味、用法が重要な現代語を中心に約6万語を収録。文章を書く際に役立つよう用例を多く掲載するなど使いやすさを追求した国語辞典。 |
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