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引く
【ひ・く】

福武国語辞典は行 > ひ・

【一】(他五)【1】対象を自分のほうに近づかせる。【ア】ものの一端を持ち、力を加えて自分のほうに近づける。引っぱる。「綱を―」「カーテンを―」「子供の手を―(=手をとって導く)」{対}押す 【イ】弦を張り、射る。「弓を―」【ウ】注意や心を向かせる。誘いこむ。「注意を―」「人の気を―」「人目を―看板」「同情を―」「客を―」【エ】体内に受け入れる。「かぜを―」「息を―(=吸いこむ)」▽【ウ】は「惹く」とも書く。【2】自分のほうに動かして、一定の線まで下げる。【ア】手足などを手前にひっこめる。「右足を―」「体を―」【イ】もとの位置・関係・状態にもどす。「今年かぎりで身を―(=そのときの地位をしりぞく)」「事業から手を―(=関係を断つ)」「兵を―(=軍勢を後退させる)」【3】選びだしたり、さがしだしたりして取る。【ア】抜き取る。「大根を―」【イ】多くの中から選びだす。さがしだす。「くじを―」「意味は辞書を―・けばわかる」「電話帳を―」【ウ】他人のことばや文章を例として使う。「実例を―・いて説明する」「古歌を―」「たとえを―」【エ】数・値段を減らす。「十から二を―と八」「給料から税金を―・かれる」{対}足す【4】自分に引き寄せながらついて来させる。【ア】綱をつけてひっぱる。「トナカイがそりを―」「車を―」【イ】地をするようにして進む。「着物のすそを―」「杖(つえ)を―」「ネズミがもちを―(=そっと盗む)」【ウ】途中で切らず、引っぱるように伸ばす。「紙に線を―」「図面を―(=製図する)」「電話を―(=通じるようにする)」「声を長く―」「床に油を―」【エ】続いたものを受けつぐ。「系統を―」「フランス人の血を―」「尾を―(=あとまで影響が残る)」▽【ア】は「曳く」「牽く」、【イ】は「曳く」とも書く。【二】(自五)【1】もとにもどる。「潮が―」「痛みが―(=なくなる)」「熱が―」▽「退く」とも書く。【2】地位・職業から去る。しりぞく。「会社を―」「もう―・くに―・かれない」▽「退く」とも書く。


ベネッセコーポレーション
「福武国語辞典」
JLogosID : 14820744


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【この辞典の書籍版説明】

「ベネッセ国語辞典 電子特別編集版」樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄

『福武国語辞典』を元に編集した電子特別編集版。日々の仕事・生活の中で使われる言葉や意味、用法が重要な現代語を中心に約6万語を収録。文章を書く際に役立つよう用例を多く掲載するなど使いやすさを追求した国語辞典。

出版社: 福武国語辞典[link]
編集: 樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄
価格:2571
収録数: 60000語1456
サイズ: --
発売日: -
ISBN: -