抜く
【ぬ・く】
【福武国語辞典】 な行 > ぬ・
【1】中にあるものを取り出す。【ア】(生えているもの・細長いものなどを)中から引き出す。取る。「草を―」「くぎを―」「歯を―」【イ】(よさそうなものを)選び出す。「この中から好きなカードを一枚―・いてください」【ウ】引き出すようにして取り除く。「ズボンのしみを―」「かきのしぶを―」「骨を―」「籍を―」【エ】省略する。はぶく。「仕事の手を―」「朝食を―」「力を―」【2】何かを突き通して、向こう側に出るようにする。【ア】つらぬく。「かべを―」「城を―(=攻め落とす)」「左中間を―二塁打」【イ】相手を追い越して前へ出る。「ゴール前で二人の走者を―」▽【ア】は「貫く」とも書く。【3】〔動詞の連用形について〕【ア】「最後まで…し通す」の意を表す。しとげる。「大仕事をやり―」「生き―」「がんばり―」【イ】「すっかり…する」「非常に…する」の意を表す。はてる。「苦しみ―」「困り―」
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【この辞典の書籍版説明】
「ベネッセ国語辞典 電子特別編集版」樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄 |
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『福武国語辞典』を元に編集した電子特別編集版。日々の仕事・生活の中で使われる言葉や意味、用法が重要な現代語を中心に約6万語を収録。文章を書く際に役立つよう用例を多く掲載するなど使いやすさを追求した国語辞典。 |
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