人情本
【にんじょうぼん】
【福武国語辞典】 な行 > にん
江戸時代後期の通俗的な小説の一種類。恋する男女の葛藤(かつとう)に義理と人情のからまった悲劇、辛酸をなめて最後に幸福になる話など。筋を会話中心で進め、表紙・口絵に美しい色彩を用いている。為永春水(ためながしゆんすい)「春色梅児誉美(しゆんしよくうめごよみ)」、曲山人(きよくさんじん)「仮名文章娘節用(かなまじりむすめせつよう)」などがある。
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【この辞典の書籍版説明】
「ベネッセ国語辞典 電子特別編集版」樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄 |
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『福武国語辞典』を元に編集した電子特別編集版。日々の仕事・生活の中で使われる言葉や意味、用法が重要な現代語を中心に約6万語を収録。文章を書く際に役立つよう用例を多く掲載するなど使いやすさを追求した国語辞典。 |
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