何
【なに】
【福武国語辞典】 な行 > なに
【一】(代)【1】名前のわからない物・事を、人にたずねたり自分に問いかけたりするときに使うことば。「これは―かしら」「―をしてるの」「―をして遊ぼう」【2】はっきりしない物・事をさすことば。「―か好きなものを買ってあげよう」【3】名前を忘れたときやはっきりとは言いにくいときに使うことば。「―はどうした」「こう言うのは―ですが」【4】考えている物・事のすべてをさすことば。「君は―もわかっていない」【二】(感)【1】驚いたり念を押して問いかえしたりするときに使うことば。「―、あきすに入られたって」【2】あることを否定して相手や自分に言い聞かせるときに使うことば。「―これぐらいたいしたことはない」【三】(副)【1】〔打消の語を伴って〕少しも…ない。まったく…ない。「―ひとつできない」「―不自由なく暮らす」【2】なぜ。どうして。「―笑ってるの」{参考}【一】は、助詞・助動詞と複合する場合、多く「なん」となる。【二】の場合、「なあに」ということもある。なお、【二】【三】は多く仮名書きにされる。
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【この辞典の書籍版説明】
「ベネッセ国語辞典 電子特別編集版」樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄 |
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『福武国語辞典』を元に編集した電子特別編集版。日々の仕事・生活の中で使われる言葉や意味、用法が重要な現代語を中心に約6万語を収録。文章を書く際に役立つよう用例を多く掲載するなど使いやすさを追求した国語辞典。 |
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