通す
【とお・す】
【福武国語辞典】 た行 > とお
【1】一方から他の端にまで行き着かせる。【ア】道などを他の所まで通じるようにする。「本州から北海道へトンネルを―」【イ】すじみちを一貫させる。「すじを―」【2】ある所を通過させる。【ア】表から裏、一方から他方に抜けさせる。「窓は光を―」「そでに腕を―」「シャツを―・して肌まで雨がしみる」【イ】通過して、先に進むことを許す。「法案を―」「部外者は―・さない」「座敷に―」【ウ】抵抗をおしのけて進める。「意地を―」「無理を―」【エ】客の意向などを奥に伝える。「うどんの注文を―」【オ】〔「…をとおして」の形で〕…を仲立ちとする。「友人を―・して面会を求める」「流行語を―・して見た現代」▽【ア】は「徹す」「透す」とも書く。【3】最初から最後まで続ける。「書類に目を―」「独身を―」「信念を―」▽「徹す」とも書く。【4】〔動詞の連用形について〕…しつづける意を表す。「泣き―」「読み―」▽【4】はふつう仮名書き。
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【この辞典の書籍版説明】
「ベネッセ国語辞典 電子特別編集版」樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄 |
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『福武国語辞典』を元に編集した電子特別編集版。日々の仕事・生活の中で使われる言葉や意味、用法が重要な現代語を中心に約6万語を収録。文章を書く際に役立つよう用例を多く掲載するなど使いやすさを追求した国語辞典。 |
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