と
【と】
【福武国語辞典】 た行 > と
【一】(格助)〔体言、準体助詞、あるいは体言相当の文節につく〕【1】並列の関係を表す。「天と地と」「彼と彼女」【用法】並立するすべてに「aとbとcと…nと」のようにつけるのが本来だが、最後の一つが略される場合が多い。「天と地と人の関係」【2】動作の相手や対象を示す。「先生と話した」「君と出会った」【3】比較の基準を示す。「妹と似ている」「中国の囲碁のルールは日本と少し違う」【4】〔体言、活用語の終止形、終助詞などにつき、「言う」「聞く」「見る」「思う」などに続けて〕思考・判断の内容、または引用の内容を表す。「好きだと言う」「元気だと聞いた」「行こうと思う」「可能と見る」【5】動作・作用の変化の結果を表す。「祝辞とする」「相思相愛の仲となる」【6】動作・作用の行われ方を表す。「花と散る」「露と消えた」【二】(接助)〔活用語の終止形につく〕ある事柄に続いて他の事柄が起こることを表す。【ア】ほとんど同時、または続いて起こる場合。…すると。…と同時に。「トンネルをぬけると雪国であった」【イ】あることが条件やきっかけになって別のことが起こる場合。「春になると花が咲く」「年ごろになると色気づく」【ウ】順接の仮定条件を表す場合。…とすれば。「また会えるといいね」「公平に言うと、君が悪いね」【エ】〔「う」「よう」「まい」について〕仮定した条件にかかわらず別のことが起こることを表す場合。「賛成しようと反対しようと結果は同じだ」【三】(接)すると。「―そのとき」
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【この辞典の書籍版説明】
「ベネッセ国語辞典 電子特別編集版」樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄 |
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『福武国語辞典』を元に編集した電子特別編集版。日々の仕事・生活の中で使われる言葉や意味、用法が重要な現代語を中心に約6万語を収録。文章を書く際に役立つよう用例を多く掲載するなど使いやすさを追求した国語辞典。 |
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