貞門
【ていもん】
【福武国語辞典】 た行 > てい
松永貞徳(まつながていとく)を師とする俳諧(はいかい)の一派。貞徳は一句ごとに俳言(はいげん)(=俗語)を詠みこむことと、古典・漢籍・故事などの知識の上に立った笑いを詠むことを主張した。貞徳の句には「ねぶらせて養ひ立てよ花のあめ」の雨・飴(あめ)のしゃれ、「花よりも団子やありて帰る雁(かり)」の諺(ことわざ)の使用など、卑俗な滑稽(こつけい)があった。貞門の句集には、「犬子集(えのこしゆう)」「俳諧発句帳(はいかい)(ほつくちよう)」「新増犬筑波集(しんぞういぬつくばしゅう)」などがある。↓談林・蕉風
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【この辞典の書籍版説明】
「ベネッセ国語辞典 電子特別編集版」樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄 |
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『福武国語辞典』を元に編集した電子特別編集版。日々の仕事・生活の中で使われる言葉や意味、用法が重要な現代語を中心に約6万語を収録。文章を書く際に役立つよう用例を多く掲載するなど使いやすさを追求した国語辞典。 |
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