作る・造る
【つく・る】
【福武国語辞典】 た行 > つく
【1】あるものに手を加えて、もとと違ったものに仕上げる。【ア】材料・素材などに手を加えて、目的のものにする。「みかんからジュースを―」「ねんどで人形を―」「米を―」「酒を―」「家を―」「田を―(=田を耕作する)」【イ】築きあげる。育てる。「明るい家庭を―」「人間を―」【2】〔作る〕それまでになかったものを生み出す。「新しい会社を―」「契約書を―」「ひまを―」「チャンスを―」「女を―(=愛人を持つ)」【3】〔作る〕ととのえる。かたちづくる。「列を―」「金を―(=金を用意する)」「顔を―(=化粧する)」【4】〔作る〕本当のように見せかける。わざとする。「笑顔を―・ってみせた」「口実を―」「話を―(=おもしろくするため、またはごまかすために、事実ではないことを話す)」【5】〔作る〕〔「時を―」の形で〕雄鶏(おんどり)が鳴いて朝を告げる。{参考}【1】で、一般的には「作」が使われることが多い。大きなものや機械を使って大々的につくるような場合に「造」が使われやすい。たとえば船・自動車・家は「造」を使う。
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【この辞典の書籍版説明】
「ベネッセ国語辞典 電子特別編集版」樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄 |
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『福武国語辞典』を元に編集した電子特別編集版。日々の仕事・生活の中で使われる言葉や意味、用法が重要な現代語を中心に約6万語を収録。文章を書く際に役立つよう用例を多く掲載するなど使いやすさを追求した国語辞典。 |
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