直喩
【ちょくゆ】
【福武国語辞典】 た行 > ちょ
比喩の一つ。たとえるものと、たとえられるものとを、明示してたとえる技法。前に「ちょうど」「まるで」「あたかも」などをつけたり、後に「ようだ」「ごとし」などをつけるのがふつう。「夢のような思い」などの類。たとえるものと、たとえられるものの共通点が比喩になるのだから、この両者の関係が遠いものほど共通点が小さくなって、すぐれた独創的な直喩になる。「彼の気分は井戸水のように落ち着いた」(佐藤春夫)の例では、気分と井戸水という無縁のものの組み合わせが効果をあげている。↓比喩・隠喩
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【この辞典の書籍版説明】
「ベネッセ国語辞典 電子特別編集版」樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄 |
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『福武国語辞典』を元に編集した電子特別編集版。日々の仕事・生活の中で使われる言葉や意味、用法が重要な現代語を中心に約6万語を収録。文章を書く際に役立つよう用例を多く掲載するなど使いやすさを追求した国語辞典。 |
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