だに
【だに】
【福武国語辞典】 た行 > だに
〔古〕〔体言、助詞「を」「に」などにつく〕最小限の物事を示し、他を暗示する。【ア】〔否定表現を伴って〕最小限の物事でさえ実現しないことを表す。…でさえも。「蛍ばかりの光だになし」〈竹取〉【イ】〔命令・意志・願望・仮定表現を伴って〕満たされるべき最小限の物事を表す。せめて…だけでも。「雲だにも情(こころ)あらなも隠さふべしや」〈万葉集〉
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【この辞典の書籍版説明】
「ベネッセ国語辞典 電子特別編集版」樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄 |
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『福武国語辞典』を元に編集した電子特別編集版。日々の仕事・生活の中で使われる言葉や意味、用法が重要な現代語を中心に約6万語を収録。文章を書く際に役立つよう用例を多く掲載するなど使いやすさを追求した国語辞典。 |
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