政治小説
【せいじしょうせつ】
【福武国語辞典】 さ行 > せい
政治的啓蒙(けいもう)・寓意(ぐうい)・風刺などを目的として書かれる小説。{参考}自由民権運動を背景として、政治熱の高い時代に作られた。桜田百衛(ももえ)訳「西洋血潮小暴風(にしのうみちしおのさあらし)」、矢野龍溪(りゆうけい)「経国美談」、東海散士「佳人之奇遇」、末広鉄腸「雪中梅」などが代表作。多くは政治的意図による筋立てに終始したが、すぐれた外国政治文学の翻訳・紹介に刺激され、政治のみならず小説の改良発達に貢献した点も見逃せない。
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【この辞典の書籍版説明】
「ベネッセ国語辞典 電子特別編集版」樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄 |
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『福武国語辞典』を元に編集した電子特別編集版。日々の仕事・生活の中で使われる言葉や意味、用法が重要な現代語を中心に約6万語を収録。文章を書く際に役立つよう用例を多く掲載するなど使いやすさを追求した国語辞典。 |
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