新派
【しんぱ】
【福武国語辞典】 さ行 > しん
【1】新しくできた流派・流儀。{対}旧派 【2】明治二十年(一八八七)ごろに発生した演劇で「新派劇」ともいう。旧派(=歌舞伎(かぶき))に対する称であるが、歌舞伎を否定せず、その近代化をねらったもの。{参考}はじめ自由民権運動の宣伝劇として壮士芝居(そうししばい)・書生芝居と呼ばれた。明治三十年代、「金色夜叉(こんじきやしや)」「不如帰(ほととぎす)」などの新派悲劇を上演して成功し、昭和初期には花柳界ものを多く演じて地歩を築いた。女形を使っていたが、今はむしろ女優中心になっている。↓歌舞伎・新劇
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【この辞典の書籍版説明】
「ベネッセ国語辞典 電子特別編集版」樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄 |
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『福武国語辞典』を元に編集した電子特別編集版。日々の仕事・生活の中で使われる言葉や意味、用法が重要な現代語を中心に約6万語を収録。文章を書く際に役立つよう用例を多く掲載するなど使いやすさを追求した国語辞典。 |
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