新劇
【しんげき】
【福武国語辞典】 さ行 > しん
明治末年、ヨーロッパ演劇の影響を強く受けて興った演劇。小山内薫(おさないかおる)と市川左団次(いちかわさだんじ)が、歌舞伎(かぶき)・新派などの既成演劇でない劇を作ろうとして、明治四十二年(一九〇九)自由劇場を創立した。旗上げ公演はイプセン「ジョン・ガブリエル・ボルクマン」。以後日本に根づき、大正十三年(一九二四)創立の築地小劇場(つきじしようげきじよう)で、小山内薫・土方与志(ひじかたよし)・友田恭助(ともだきようすけ)らが反商業主義と純芸術主義の旗の下、翻訳劇・創作劇を多く取り上げた。戦後は、民芸(みんげい)・文学座・俳優座・ぶどうの会などの劇団が活動している。
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【この辞典の書籍版説明】
「ベネッセ国語辞典 電子特別編集版」樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄 |
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『福武国語辞典』を元に編集した電子特別編集版。日々の仕事・生活の中で使われる言葉や意味、用法が重要な現代語を中心に約6万語を収録。文章を書く際に役立つよう用例を多く掲載するなど使いやすさを追求した国語辞典。 |
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