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写実主義
【しゃじつしゅぎ】

福武国語辞典さ行 > しゃ

現実そのままに、主観を加えずに描く考え方。ロマン主義理想主義と対立する。{参考}明治十八、九年(一八八五~六)坪内逍遥(つぼうちしようよう)が「小説神髄(しようせつしんずい)」で「現世の人間の写真」を行うべきだと説いたのが最初。二葉亭四迷(ふたばていしめい)も「摸写(もしや)」を説き、硯友社(けんゆうしや)にも技巧として写実的傾向が見られた。明治三十年代にはゾラの影響を受けた小杉天外(こすぎてんがい)・小栗風葉(おぐりふうよう)など写実主義作家が現れ、やがて次の自然主義へと進んだ。リアリズム(realism)の訳語。↓自然主義ロマン主義理想主義


ベネッセコーポレーション
「福武国語辞典」
JLogosID : 14820744


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【この辞典の書籍版説明】

「ベネッセ国語辞典 電子特別編集版」樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄

『福武国語辞典』を元に編集した電子特別編集版。日々の仕事・生活の中で使われる言葉や意味、用法が重要な現代語を中心に約6万語を収録。文章を書く際に役立つよう用例を多く掲載するなど使いやすさを追求した国語辞典。

出版社: 福武国語辞典[link]
編集: 樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄
価格:2571
収録数: 60000語1456
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発売日: -
ISBN: -