社会小説
【しゃかいしょうせつ】
【福武国語辞典】 さ行 > しゃ
明治三十年代前半(一八九七~一九〇二)ごろの、社会問題を扱おうとした小説。当時の要求として、社会と個人の関係や、社会の矛盾に注目しようとした時期であったが、要求に答えられる名作は現れなかった。内田魯庵(うちだろあん)「くれの廿八日(にじゆうはちにち)」・矢野竜渓(やのりゆうけい)「新社会」・後藤宙外(ごとうちゆうがい)「腐肉団(ふにくだん)」・徳富蘆花(とくとみろか)「黒潮」などがある。
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【この辞典の書籍版説明】
「ベネッセ国語辞典 電子特別編集版」樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄 |
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『福武国語辞典』を元に編集した電子特別編集版。日々の仕事・生活の中で使われる言葉や意味、用法が重要な現代語を中心に約6万語を収録。文章を書く際に役立つよう用例を多く掲載するなど使いやすさを追求した国語辞典。 |
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