私小説
【ししょうせつ】
【福武国語辞典】 さ行 > しし
「わたくししょうせつ」とも読む。作家が自己の偽らぬ姿をリアルに描いた小説。{参考}大正十二年(一九二三)の関東大震災以後、盛んになったといわれる。材料は、小説家の身辺と狭く、短歌・俳句と共通する点もある日本独特の文学であるが、自分を徹底的に掘り下げて描くことに意義が見いだされる。葛西善蔵(かさいぜんぞう)・嘉村礒多(かむらいそた)・太宰治(ださいおさむ)・志賀直哉(しがなおや)・滝井孝作(たきいこうさく)・尾崎一雄(おざきかずお)・上林暁(かんばやしあかつき)などがいる。↓心境小説
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【この辞典の書籍版説明】
「ベネッセ国語辞典 電子特別編集版」樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄 |
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『福武国語辞典』を元に編集した電子特別編集版。日々の仕事・生活の中で使われる言葉や意味、用法が重要な現代語を中心に約6万語を収録。文章を書く際に役立つよう用例を多く掲載するなど使いやすさを追求した国語辞典。 |
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