し
【し】
【福武国語辞典】 さ行 > し
【一】(接助)〔用言・助動詞の終止形につく〕【1】事実や条件を累加的に列挙する。【ア】〔「…し、…し」と用い、並立助詞ともいう〕二つ以上の物事を並列して示し、後述の判断の理由・根拠とする。「部屋は広いし、庭はきれいだし、いうことないね」「家は焼けたし、かといって行くところはないし、困ったよ」【イ】共存する事柄を並べるのに使う。「職にもついたし、結婚もした」【2】一つの事柄をあげ、それに関連する事情を類推させる。「卒業もしたし、次はいよいよ結婚ね」「料理はうまいし、本当によい奥さんだ」【3】言いさしの形で終助詞的に用いて、あとのことばを暗示する。「私ももう子供じゃないし」【二】(副助)〔古〕その物事を取り立てる。「名にし負はば」〈伊勢〉{参考}係助詞または間投助詞とする考えもある。
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「ベネッセ国語辞典 電子特別編集版」樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄 |
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『福武国語辞典』を元に編集した電子特別編集版。日々の仕事・生活の中で使われる言葉や意味、用法が重要な現代語を中心に約6万語を収録。文章を書く際に役立つよう用例を多く掲載するなど使いやすさを追求した国語辞典。 |
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