去る
【さ・る】
【福武国語辞典】 さ行 > さ・
【一】(自五)【1】その場所から離れて行く。【ア】出て行く。いなくなる。「故郷を―」「職場を―」「この世を―(=死ぬ)」【イ】時間・季節が過ぎる。「冬が―・り春が来た」「あらしは―・った」【ウ】今までの感覚・心情や状態が終わりになる。消えてなくなる。「痛みが―」「疑いが念頭から―・らない」「一難―・ってまた一難」【2】空間的・時間的に離れている。隔たっている。【ア】ある場所から離れた位置にある。「日本を―こと東へ三千キロの地点」【イ】ある時から過去へさかのぼる。「今を―五年前」【3】〔古〕…の時期になる。「春―・らば」「夕―・れば」【4】〔動詞の連用形について〕完全に…してしまう。見事に…してのける。「忘れ―」「消え―」「葬り―」【二】(他五)いやなもの・不必要なものを遠ざける。捨てる。「悪友を―」「雑念を―」【三】(連体)過ぎ去った。「会は―十日に行われた」「彼は―一月に死んだ」
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【この辞典の書籍版説明】
「ベネッセ国語辞典 電子特別編集版」樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄 |
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『福武国語辞典』を元に編集した電子特別編集版。日々の仕事・生活の中で使われる言葉や意味、用法が重要な現代語を中心に約6万語を収録。文章を書く際に役立つよう用例を多く掲載するなど使いやすさを追求した国語辞典。 |
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