切る
【き・る】
【福武国語辞典】 か行 > き・
【1】(刃物などで)二つ以上の部分に分けたり傷つけたりする。「紙を―」「ガラスで手を―」「縁を―」「水を―(=水分を除く)」「トランプを―(=まぜる)」▽切る対象が、布や紙の場合に「截る」、木の場合に「伐る」、人を切って殺す場合には「斬る」と書くこともある。【2】物事にくぎりをつける。【ア】終わりにする。「電話を―」「スイッチを―」【イ】やめさせる。「相手の話を―」「首を―(=免職させる)」【ウ】限度を定める。「期限を―」「応募は千人で―」【3】空気を切るような動作をする。「十字を―」「風を―・って進む(=勢いよく進む)」【4】ある数値を下回る。「百万円を―」{類}割る 【5】きわだつような動作をする。「先頭を―・って走る」「みえを―」「たんかを―(=威勢のいいことばを言う)」「札びらを―(=金を見せびらかすようにして使う)」「ハンドルを―」【6】〔動詞の連用形について〕【ア】すべてを…する。「使い―」【イ】たいへん…する。「弱り―」【ウ】力強く…する。「バットを振り―」▽【6】は、ふつう仮名書き。
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【この辞典の書籍版説明】
「ベネッセ国語辞典 電子特別編集版」樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄 |
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『福武国語辞典』を元に編集した電子特別編集版。日々の仕事・生活の中で使われる言葉や意味、用法が重要な現代語を中心に約6万語を収録。文章を書く際に役立つよう用例を多く掲載するなど使いやすさを追求した国語辞典。 |
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