固い・堅い・硬い
【かた・い】
【福武国語辞典】 か行 ＞ かた
【１】外から力が加えられても、簡単には形が変わらない。「―石」「―肉」｛対｝やわらかい 【２】しっかりしていて、なかなか心が動かない。【ア】きびしい。厳格である。決心が強い。「―決意」「口が―（＝秘密などを守り通す）」【イ】きまじめである。誠実で信用できる。「―人間」「―職業（＝倒産などの恐れの少ない堅実な職業）」【３】ゆとりややわらかさがない。【ア】がんこである。融通がきかない。「頭が―」【イ】緊張していて、なめらかさ・やわらかさがない。「試験場で―・くなった」「―表情」【ウ】かたくるしい。「文章が―」【４】まちがいないものとして考えられる。「成功は―」｛参考｝「固」「堅」は、ほとんど混用しているが、固体の物理的なかたさには「固」、堅実などの精神的な意味を表す場合は「堅」を使う。「硬」は主として金属の硬度などに関するものに使う。
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【この辞典の書籍版説明】
「ベネッセ国語辞典 電子特別編集版」樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄 |
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『福武国語辞典』を元に編集した電子特別編集版。日々の仕事･生活の中で使われる言葉や意味、用法が重要な現代語を中心に約6万語を収録｡文章を書く際に役立つよう用例を多く掲載するなど使いやすさを追求した国語辞典。 |
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