起こす・興す・熾す
【おこ・す】
【福武国語辞典】 あ行 > おこ
【1】〔起こす〕非活動的な状態を活動的な状態にする。【ア】横になっているものを立たせる。「倒れた木を―」「体を―」【イ】静まっているものを動かしたり立たせたりする。「波を―」「土を―(=畑を耕す)」【ウ】花札やカードをひっくり返して表を出す。【エ】眠りから覚めさせる。「夜中に―」【2】〔起こす〕物事を始めたり生じさせたりする。【ア】始める。「筆を―」「訴訟を―」「事業を―」【イ】発生させる。「電気を―」「事件を―」「やる気を―」▽【ア】の「事業」の場合は「興す」も使う。【3】〔興す・起こす〕勢いをつける。盛んにする。「勇気を―」「国を―」【4】〔熾す〕火を炭にうつしてよく燃えるようにする。「炭火を―」
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【この辞典の書籍版説明】
「ベネッセ国語辞典 電子特別編集版」樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄 |
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『福武国語辞典』を元に編集した電子特別編集版。日々の仕事・生活の中で使われる言葉や意味、用法が重要な現代語を中心に約6万語を収録。文章を書く際に役立つよう用例を多く掲載するなど使いやすさを追求した国語辞典。 |
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