当たる
【あた・る】
【福武国語辞典】 あ行 > あた
【一】(自五)【1】他のものに接触する。【ア】ぶつかる。「車が電柱に―・った」【イ】触れる。接する。「つぎの―・った上着」「えりが首すじに―」【ウ】つらい態度で接する。「目下の者に―」【2】受ける。【ア】引き受ける。「大任に―」【イ】身に受ける。「風に―」「日の―庭」「こたつに―」「罰(ばち)が―」【ウ】体に害を受ける。「フグに―」▽【ウ】は「中る」とも書く。【3】ねらい・希望のとおりになる。命中する。的中する。「天気予報が―」「福引きで一等賞が―・った」「この映画は―・った(=客が多く入り成功した)」「―・っているバッター(=野球でよく安打を打つ打者)」【4】対応する。【ア】当てはまる。「君の非難は―・らない」【イ】直面する。「難局に―」【ウ】相当する。「その態度は失礼に―」「彼は私のいとこに―」「一升は一・八リットルに―」「私の家は駅の南に―(=位置する)」【エ】照らし合わせる。「辞書に―」「容疑者に―・ってみる(=さぐりを入れてみる)」【オ】〔「…に(は)あたらない」の形で〕及ばない。する必要がない。「腹を立てるには―・らない(=怒るほどのことではない)」【5】「腐る」の忌みことば。「みかんが―」【二】(他五)「する」という語を忌み嫌って用いることば。擂(す)る。剃(そ)る。「ごまを―」「ひげを―」{参考}江戸では「剃(そ)る」を「する」と発音した。
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「ベネッセ国語辞典 電子特別編集版」樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄 |
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『福武国語辞典』を元に編集した電子特別編集版。日々の仕事・生活の中で使われる言葉や意味、用法が重要な現代語を中心に約6万語を収録。文章を書く際に役立つよう用例を多く掲載するなど使いやすさを追求した国語辞典。 |
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