日樹聖人供養塔
【にちじゅしょうにんくようとう】
【東京辞典】 東京都23区 ＞ 大田区
東京都大田区にある文化財。大田区中央6-6-5長勝寺内。池上本門寺十五世・長遠院日樹（1574-1631年）の供養塔。銘文により、日樹の三十三回忌に近在の信徒集団によって建てられたとされる。日樹は、幕府の施物は信仰による布施でないとしてこれを受けることを拒否し、純信性を唱えて日蓮宗内に受・不受両論の対立をもたらした。1630年受側を代表する身延と不受を主張する池上は公庭に対決し、幕府の裁許によって池上方は破れた。大田区指定文化財（有形文化財）。
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「東京辞典」JLogos編集部 |
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