沙羅双樹
【さらそうじゅ】
【四字熟語の辞典】 さ >
【意味】インド北部原産の常緑高木。高さ三〇メートルに達し、淡黄色の五弁花が咲く。
【用例】●沙羅双樹は釈迦の入滅を悲しんで色あせたというが、桜花の散りゆくのを眺めて人の世の無常を感じた古人も多い。「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり、沙羅双樹の花の色、盛者必衰のことわりをあらわす」の一節は、『平家物語』冒頭の名文句として、人口に膾炙している。
【出典】『大般涅槃経』中
【参考】釈迦が入滅した場所の四方に、この木が二本ずつ植えられていたという伝説からこの名があり、入滅の際に、四方の一本ずつが枯れたという。
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「四字熟語の辞典」現代言語研究会 |
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