邯鄲之夢
【かんたんのゆめ】
【四字熟語の辞典】 か >
【意味】人間の一生の栄枯盛衰は夢のようにはかないたとえ。
【用例】●株で儲けた数億の金も邯鄲の夢と消え果てた。富と権力を一手に掌握した彼だったが、遺影を見ていると、彼の一生もまた邯鄲の夢ではなかったのかと思えてくる。
【出典】李泌『枕中記』
【類語】黄粱一炊之夢・粟粒一炊・南柯之夢・盧生之夢
【故事】唐の時代、邯鄲の町に来た盧生は、栄華が思いのままになるという枕を道士の呂翁から借りて眠り、出世し栄華を極めた夢を見たが、目覚めると、黄粱の粥がまだ炊き上がらぬつかの間のことだった。
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【この辞典の書籍版説明】
「四字熟語の辞典」現代言語研究会 |
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